子供が大学を卒業するまで、教育費のために必死に働きますよね。
毎月家計をやりくりして苦労されているはずです。
でも、子育て終了時にこれから夫婦二人が生活するための貯金がない…と考えてしまいませんか?
この記事では、
⚫︎子育て終了時の貯金ってどのくらい?
⚫︎老後の生活費にはどのくらい必要?
⚫︎これから貯金できる?
子育て終了世代が気になっていることについてご紹介しています。
これから貯金をしなきゃと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!
子育て終了時の貯金ってどのくらい?
年収、貯蓄額、子供の教育費によって子育て終了時の貯蓄額は様々だと思いますが、Job総研の「2022年 貯金実態調査」では以下のような結果が出ています。
子育て終了が早い方は40代後半、ほとんどが50代ですよね?
40代では中央値が「約553万」
50代では中央値が「約811万」
あくまでも、20~69歳の男女741人を対象にした調査ですからこれが全てではありませんが、貯蓄の多さに驚きます。
貯金がなくて不安に感じている人が全体の69.2%いらっしゃいます。
生活カツカツではないけど、3人分の教育費貯めて、同時並行で老後資金も積立して…ってやってたら全然贅沢する分残らない。
もちろん私立なんて行かせられない。
児童手当出ててこれだからね。
所得制限ありの世帯は納得いかないと思うわ。
世帯年収1000万円超えでも子供いたらマジで余裕ないです。40代で老後資金なんか年間40万円しか貯めれませんから。 税金で持っていかれ過ぎ。世界の物価高に賃金追いつかなさすぎ。
確実にサラリーマンの手取りは少なくなる。物価高騰 賃金は雀の涙でどうやって暮らすんだ?老後資金はどうするんだ?
働けなくなったら早く死ぬしかないのか?腹が立つ。
地方には仕事がないんす…まともな給料掲示してるとこは経験者優遇だし、介護は給料下がるし…。
バイトやパートならたくさんあるけど、採用されるかどうかは別だし。
一生今の職場にいるしかないのかな…。
この給料じゃ老後資金なんて夢のまた夢だよ
子育てにも費用がかかりますが、子育て終了後も自分たちの生活にお金がかかることを考えると不安は尽きませんよね…。
老後の生活費はどのくらい必要?
生命保険文化センターが行われた「2022年度生活保障に関する調査」では、夫婦2人で老後生活を送る上で必要な最低日常生活費が以下のようになってます。
グラフを見ていただくとわかる通り「20~25万円未満」が最も多くなっていますね。
平均すると23.2万となります。
ゆとりがある老後生活を送るためには、最低日常生活以外に平均14.8万円が必要だという調査結果が出ています。
・旅行やレジャー
・日常生活費の充実
・趣味や教養
・身内との付き合い
・耐久消費財の買い替え
・子供や孫への資金援助
・隣人や友人との付き合い
・とりあえず貯蓄
となっていました。
子育てが終了して、時間に余裕があるからこそ「ゆとり」を楽しみたいものですよね。
しかし、そのためには毎月平均37.9万円が必要だということになります。
これから貯める方法は?
老後を65~70歳と考えて、これからお金を貯める方法をご紹介させていただきます。
転職をする
パートやアルバイトの場合は、より時給が高い仕事への転職で貯蓄を賄うことが可能ですよね。
年齢的にどんな仕事でもOKというわけにはいきませんが、40~50代主婦が元気に働いている職場もあるので探してみるのも良いと思います。
仕事を増やす
ダブルワークとまではいかなくても、余裕のある時に単発バイトをすることもできますよ。
単発バイトで稼いだお金を貯蓄に回すのも一つの方法だと思います。
仕事内容としては簡単なものが多く、シール貼り、梱包などの軽作業もたくさんありますよ。
副業をする
フルタイムで働いている方は、在宅時間を利用して副業をするのも良いです。
・データ入力
・リモート経理
・WEBライター
・ブログ広告収入
・動画編集
・ハンドメイド販売など
得意なことを活かしながら稼げるといいですよね。
単価はあまり高くないため、楽しみながらやる感じです。
「在宅ワーク」「在宅副業」などでネット検索してみてください。
家計を見直す
教育費に追われて生活している時って、働いて支払うことに必死で意外と家計の把握ができていなかったりします。
夫婦二人の生活になった今、
固定出費以外で削れる部分はありませんか?
光熱費
節約するのはもちろんですが、電力会社、ガス会社によって支払う料金が異なるため、見積もりを行って比較することが必要です。
今の暮らしにあったプランを選択することでコスト削減につなぐことができます。
このような比較サイトでシュミレーションするのがおすすめです。
通信費
光熱費と同じように見直せるのが通信費ですね。
今では当たり前になったインターネット回線の契約内容をもう一度見直してみてください。
⚫︎不要なオプションはないか?
明細を確認して使っていないオプションがあれば解約する。
⚫︎スマホとのセット割は?
今はスマホとセット割が適用されるインターネット回線が多く存在するので割引が受けられるものを選ぶ。
例
docomo ⇒ ドコモ光
au ⇒ auひかり/So-net光/WAIMAXなど
softbank ⇒ ソフトバンク光/ ソフトバンクAirなど
ワイモバイル ⇒ ソフトバンク光/ ソフトバンクAirなど
UQモバイル ⇒ auひかり/So-net光/WAIMAXなど
夫婦二人になったことを機に、大手キャリアで契約していたスマホを格安SIMに変えることも検討すると良いですね。
月に5.000円近くコストダウンできますよ!
現在はインターネット(光回線)も多種多様なプランがあります。
戸建て、マンション住まいでも料金が異なりますので、面倒ですが料金を比較することでコストダウンできる可能性大ですよ。
保険
子供たちが親元を離れ独立された場合は、特に見直したいのが保険ですね。
夫婦二人になれば、子供達の保障は必要なくなりますのでプランを見直すことがとても重要になります。
老後資金について考えている場合は尚更です。
身近に相談できる人がいれば、話を聞くのも良いでしょう。
何をどうしたら良いかわからないという方は、プロに相談されてみるのも良いです。
安易に決めるのではなく、これからの暮らしに必要な保険を検討しましょう。
家計を徹底的に見直すことっで、月々の貯蓄額を増やせるはずです。
資産運用で貯金を増やす
なんにせよ子育て終了時ですから、年齢的に貯金できる金額や期間には限度があると考えられます。
資産、投資を勉強して運用して殖やすことも考えてみてはいかがでしょうか?
ただし、投資は仕組みを正しく理解して選択することが大切です。
当然リスクもありますので、投資に詳しい人のアドバイスを元にしたり、プロに相談されることをおすすめいたします。
子育て終了時の貯金ってどのくらい? まとめ
子育て終了時、年齢すると40~50代の家庭には中央値で500万前後の貯金があることがわかりました。
老後を暮らすには不十分ですが、あれば心のゆとりにもつながるもの。
これまで教育費に追われて貯金ができなかったという方も、これからまだまだ貯金することは可能なので自分にできる方法を考えてみましょう。
まずは家計の見直しをされることをおすすめします!
子育て終了時の貯金ってどのくらい?これから貯める方法は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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