高校生活をスタートさせた我が子。
小中学校とは違い、離れた通学路を登校するわけですが高校生(JK)のお小遣いってどのくらい必要なのか?
そもそも、お小遣いを月額でわたしているの?
JKのお小遣いの使い道は?
親として気になりますよね・・。
高校生(JK)のお小遣いはどのくらい?
2020年、高校生男女307名を対象に行われた「お小遣い」に関するある調査結果を調べてみました。
お小遣いをもらっていますか?
もらっている:69%
もらっていない:30.9%
1ヶ月にもらうお小遣いの金額は?
1.000円未満 | 4.2% |
1.000~3.000円未満 | 20.3% |
3.000~5.000円未満 | 37.3% |
5.000~7.000円未満 | 24.5% |
7.000~10.000円未満 | 4.7% |
10.000~15.000円未満 | 7.1% |
15.000円以上 | 1.9% |
3.000円~5.000円未満が一番多く、次いで5.000円〜7.000円未満となっています。
このアンケート結果からも、一般的な高校生のお小遣いは「平均5.000円」と考えてよさそうですね。
高校生(JK)のお小遣いの使い道は?
交際費 | 68.9% |
飲食代 | 67.9% |
趣味・娯楽費 | 47.2% |
貯金 | 45.3% |
おしゃれ(洋服など) | 31.6% |
上記は、高校生男女が対象になっています。
交際費
高校生になると、交際範囲が広がりお友達と過ごす時間が多くなります。
ショッピングへ出かけたり、映画を観に行ったり、テーマパークに行ったりと交際方法も増えますよね。
交際費の内容については、住んでいる地域についても異なるでしょう。
飲食代
飲食費は、交際費にも含まれると思うのですが美味しいもの、おしゃれな場所、SNS映えするスイーツやカフェを狙うJKたち。
写真をお披露目することも話題の一つとなるため、飲食代が占める割合はかなりのものだと考えます。
趣味・娯楽費
お友達とはあまり遊ばないという学生さんは、趣味や娯楽にお小遣い投資する場合が多いようです。
ゲーム、漫画、ハンドメイドなど
専門的なもの、道具類は高額なものが多いため、お小遣いが続く範囲で投資しているようです。
おしゃれ
高校生女子に関しては、交際費と同程度、お小遣いをおしゃれに費やしている学生さんも多いかと思います。
洋服、コスメ、ヘアケア、香りなど。
女子おしゃれ用品はプチプラでも、お小遣いでやりくりするには大きな割合を占めるでしょう。
お小遣いの使い道アンケート結果を見て、明らかに月5.000円のお小遣いでは足りないだろうと想像します。
不足分をどのように補っているのか?は疑問が残るところです。
なかには、アルバイトをしている学生さんもいらっしゃるのでしょうね。
一般的に、進学校でのアルバイトは禁止されています。
実質、課外や塾、部活に時間を要すため、アルバイトをする時間もないでしょう。
進学校へ通われている子供さんは、お小遣いを使うこともそう多くはないと考えます。
高校生のお小遣い、使い道についてのアンケートはあくまでも平均的な数字なので、高校生(JK)全てに当てはまるわけではありません。
JK リアルなお金の使い道は?
我が家の娘は二人とも公立の進学校に通いました。
しかし、同じ公立の進学校でも、お小遣いの使い道には違いがありました。
長女のお小遣い使い道
・飲食
・ファッション
・交際費
次女のお小遣い使い道
・参考書や問題集
・学用品
・飲食
優先順位が明らかに異なっていました。
学校の雰囲気や活動内容、お友達によってもお小遣いの使い方が違ってきます。
また、彼女たちが頭を悩ませていたのがお友達への誕生日プレゼントです。
これは周囲の高校生からも耳にしたことがありました。
自分の誕生日にプレゼントをもらうのは嬉しい。
でも、高額なものをプレゼントされると相手の誕生日にとても困る。
自分は、そんなにお小遣い持ってないし。。
何をプレゼントしたらいいのだろう?
と。
ネットでプレゼントを探しながら、数日頭を悩ませていたこともありました。
仲良し友達への「誕プレ」が恒例化しているため、今時のJKは大変だなと感じます。
一緒にプレゼント探しをして、金額が不足する際には手伝うこともありましたよ。
長女は、仲良しみんなで一つのプレゼントを購入して、割り勘が多かったのに対し、次女はマンツーマンでプレゼント交換をしていたため、より選ぶのが難しかったですね。
飲食については、SNSで話題になっているものを求めて食べに行くパターンが多いです。
これも、JKのお小遣いでは金額高めなことが多かったように感じます。
お小遣い金額は一律
娘たちのお小遣いの使い方はそれぞれでしたが、1ヶ月のお小遣いが足りていないのは二人とも同じでした。
でも、お小遣い値上げをすることはなく一貫して一律を保ちましたよ。
お金に関する悩みは大人も子供も同じだと考えます。
高校生だから「足りなければ親にもらう」ことができますが、社会に出たら関係ありません。
限られたお小遣いの中で、考えながら使うことを学ぶ良いチャンスなのです。
もちろん、学業に必要な費用については親が出しましたが、それ以外について手伝うことはほぼなく、要求もしませんでしたね。
お小遣いを一律にしたことで、後々メリットもありましたよ。
・有効な予算組みができる
・我慢ができる
・本当に必要なものにお金を使うことができる
・貯金ができる
・お金に対して誠実
上記のようなことが身についたと思います。
親として十分なお小遣いを与えることができず申し訳ない気持ちもありましたが、結果的には子供の将来のためになったのではないか?と感じています。
学校生活で必要なものに関しては、出し惜しみなく投資しましたよ。
JKのお小遣いについて まとめ
高校生のお小遣いについて、金額について悩むことがあるかも知れませんが、それぞれの家庭で使えるお金の割合には違いがあります。
総合的な判断ができる年齢ですので、ご自分の家庭事情を話した上で、それぞれのご家庭で金額を決められると良いのではないか?と思いますよ。
お小遣いが平均より少なかったとしても、子供がそこから学ぶことは多いと感じます。
人生、何事も勉強ですからお金についていい勉強ができるとポジティブに考えましょう!
高校に進学した一番の目的を忘れず、3年間の学生生活を満喫できると良いですね。
お小遣い(高校生)はどのくらい?使い道は?~JKのお金事情を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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